2012_03
09
(Fri)07:00

落物捕り 2 (落とす気配を消した場合)



反射神経と体捌きの稽古です。
落下するものを追っかけて拾う稽古において
条件を下のように設け誰が行っても公平性のある稽古をいたしました。
(落とす側の人によって手の動きに初動時間の差が生じることがある)

1.落とす高さは術者の肩の高さとする。
2.落とす側の指の動きの気配による差が生じないように手元を板で隠す。
3.術者のスタート時の手の位置は目隠し板の位置とする

落とす予備動作が見えないと読みが使えず数段難しくなります。

落とす側は術者の顔が見えないことで見える時よりむしろ正確に(体勢から)隙をうかがう事が出来るようになります。
そのため術者は動きが読まれタイミングをはずされやすくなります。
術者はそれをふまえ相手に動きを読まれないようにしつつ動ける状態を作る必要があります。

「反射神経」の関連記事は : こちら 
2011_06
19
(Sun)07:00

落物捕り 難易度UP

前回の「落物捕り」について

呼び方は異なるとおもいますが
日本のプロボクシングの元WBA世界ミドル級王者(竹原慎二 氏)が
反射神経のトレーニングで行っていたそうです。

チャンピオンのトレーニングは
さらに難易度を高くするため受け手が両手にコインをもち
予告無しにどちらかのコインを落とすというものです。
snap_kenshin123_201166182441_convert_20110618184323.jpg



     健心流でも難易度を上げた練習をいたします。

snap_kenshin123_20116618292_convert_20110618184351.jpg
 レベル2
受け手のお手玉を持った側の手の甲に
術者の手の甲を合わせたところから
始めたり


snap_kenshin123_201166184049_convert_20110618184425.jpg

 レベル3
術者が受けての肩に
手を載せたところから
始めたり



お手玉との距離を離して難易度を上げますが
今のところ、この条件でもお手玉が床に着く前に捕ることができます。

この遊びは反射神経の訓練もさることながら動きの質を上げる練習になります。

ちょっとしたコツを意識して行うだけで
動きの早さや、精度が数段増してお手玉を捕ることが出来るようになります。

コツのヒントは自由落下(じゆうらっか、free fall)です。
(重力以外の外力が存在しない状況下での運動のことである。人工衛星や月、地球などの天体の運動がこれにあたる。一様な重力が働く状況下において初速ゼロで運動を開始した物体の等加速度直線運動のことを特に自由落下と呼び、初速度をもって運動する斜方投射などと区別することがある。フリー百科辞典 ウィキペディアより)

関連一覧  こちら 居付く、居付かせるに関する記事

タグ:画像

2011_06
18
(Sat)07:00

落物捕り

健心流では、早く動けるかどうか確認のため こんな遊びをいたします。

受け手:肩の高さに手を突き出しお手玉を握っています。
術 者:その手の高さに合わせて手を開いて構えます。
受け手:はなるべく気配なくお手玉を落とします。
術 者:それが床に落ちる前に掴み捕ります。
(但し、横から取ったり、すくうように取ったりせず、追いかけるように掴み捕ります。)

                「落物捕り」
自由落下
 
前回、反射神経によるタイムラグは普通の人で0.3秒とお話いたしました。

自由落下
止まっていた状態からお手玉が落下すると
0.3秒後には約44.1cm落ちる計算になります。

空気抵抗を気にしないで
重力加速度 g=9.80 m/s2 とする


 

まったく動きに無駄がないとしても確実に44.1cm落ちるわけです。

実際には反射が起ってから手が動いてお手玉を掴みにいきますので
反応後お手玉を追いかける分と、動きの無駄な分が加わります。

仮に受け手の持ったお手玉と床との距離が1mだったとすると
1mお手玉が落ちるのにかかる時間は0.45秒です。

0.3秒の反射時間にさらに0.15秒のロスをすると
捕る前にお手玉は床についてしまいます。

がむしゃらに力やスピードで追いかけると
雑になってお手玉を弾いてしまったりいたします。


意外と難しいので、出来たときは気持ちが良くて 嬉しいです!

                      
この遊びで私がお手玉を捕らえるのは50cmぐらい落ちたところです。
気配に頼り見切り発車するとフェイントに騙されます
あくまでも落ち始めたのを確認して動きます。
いまのところ時間のロスは 反射神経 分だけで
体の始動の遅れや動きの無駄は何とかクリヤーしております。


関連一覧  こちら 居付く、居付かせるに関する記事


タグ:画像